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札幌農学同窓会東京支部オンライン講演会(6/26)のご案内

2021年5月吉日

会員各位

札幌農学同窓会東京支部オンライン講演会開催のお知らせ

(一社)札幌農学同窓会東京支部
理事長 梶谷 辰哉

三度目の緊急事態宣言が4都府県に発令されましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、この度、札幌農学同窓会東京支部では、栄えある日本農芸化学会賞を受賞された、北大農芸化学科出身で現在静岡大学教授の河岸洋和先生をお招きして、オンライン講演会を開催致します。

河岸先生は、長年、担子菌類(キノコ)の生物活性物質に関する研究に携わっており、日本農学賞ほか数々の賞を受賞されています。研究成果は海外からも高い評価を得て、多くの注目を集めています。 今回は同窓会として、先生のご活躍に敬意を表し、ご講演の機会を設けました。 皆様、奮ってご参加ください。


開催要項

日時: 2021年6月26日(土)14:00-15:30
会場: Zoom (参加者には開催前にWeb情報をお送りいたします。)
参加費: 無料
申し込み: 下記申込リンクよりお申し込みください。
メルマガ会員に登録されていない方は、まず「メルマガ会員募集」ページより登録の上お申し込み手続きをお願い致します。メルマガ会員に登録されていない方には当日のZoomアクセス情報をお送りすることができません。

プログラム

講演会: キノコに関わる化学と科学
静岡大学グリーン科学技術研究所 教授 河岸 洋和先生
*ご講演後、質疑・応答を含めた懇親会をそのままオンラインで催します。

演者プロフィール

1985年9月 北大大学院 農学研究科 博士課程修了 (博士)
1985年11月 静岡大学農学部 助手
1989年11月 静岡大学農学部 助教授
1998年〜1999年 文部省在外研究員(米国ハーバード大学化学・化学生物学科visiting researcher)
1999年 静岡大学農学部 教授
2013年 現職

1991年 斉藤奨励賞
1994年 日本農芸化学会奨励賞
2000年 森 喜作賞
2011年 農芸化学企画賞
2016年 日本農学賞
2017年 日本きのこ学会賞
2017年 第16回グリーンサステイナブルケミストリー賞 文部科学大臣賞
2020年 日本農芸化学会賞

講演資料

今回は2つの話題を提供したい。

  1. ヤマブシタケの抗認知症物質
    認知症に効果があると言われている神経成長因子(nerve growth factor, NGF)の生合成促進物質を、天然物としては世界で初めてヤマブシタケから発見し、ヘリセノン、エリナシンと命名した。動物実験においてこれらの化合物の効果を確認し、さらに臨床試験でもこのキノコの抗認知症効果が証明されている。
  2. フェアリーリングの謎の解明とその基礎科学的・応用的展開
    芝が輪状に周囲より色濃く繁茂し、時には枯れ、後にキノコが発生する現象を「フェアリーリング」と呼ぶ。この繁茂の分子機構は謎であったが、我々はフェアリーリングを引き起こすキノコ、コムラサキシメジからその原因物質を発見した。その後、これらの物質は植物に普遍的に内生していることを証明し,農作物を増収させる効果を見出した。現在、民間企業と共同で農業への実用化に取り組んでいる。また、化粧品材料としての開発研究が進んでおり、今年中に上市されることが決定している。

募集は修了いたしました